大学院共通科目「生物多様性と地球環境」の実施

令和4年7月11日、つくば機能植物イノベーション研究センター農場で大学院共通科目「生物多様性と地球環境」が実施されました。
この科目は、筑波大学が全国に先駆けて実施する大学院の授業科目で、自己の専門性の上に豊かな教養と倫理観を身につけ,バランスのとれた研究者や高度専門職業人となるべき「人間力の涵養」に役立てることを目的に設置されたものの一つです。全4日間の授業日のうち、2回を本学連携組織である国立科学博物館筑波実験植物園で当園の2人の研究者が実施し、2回を本学で実施しています。当日は、林教授から作物の多様性の講義を受け、その後、実際に麦類の穂を手に取り分解しながら観察して麦類の違いを学びました。各種麦類の違いを理解した後、8種類の麦類を用いて、一人ひとりが標本を作製しました。最後に農場内に設置されている作物見本園を見学し、普段なかなか見ることのない雑穀、食用作物、工芸作物について観察を行いました。

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