令和3年10月4日、学生実習(生物生産システム学実習(作物コース))では、長期施肥連用試験水田において収量調査用株の刈取りが行われました。この水田では、全く肥料を入れない無施肥区から標準的な施肥量の三要素区、さらに倍量施肥区まで様々な組み合わせで計12区画を設け、農場開設以来40年以上にわたって施肥方法を変えず、同じ品種で栽培試験を行っています。本実習の作物コースでは、春学期に施肥、代かき、播種、移植を行い、秋学期初回の10月4日に収量調査用の株の刈取りを行いました。今後の実習では、調査株について穂数や籾数などの収量構成要素を計測して、各区の玄米収量を推定して、長期間の施肥が収量に及ぼす影響を解析するとともに、収穫した米を炊飯して食べ比べる食味試験を行う予定です。