全国農業新聞において加藤盛夫助教が飼料用稲(米)を解説

全国農業新聞令和3年9月3日号飼料米企画に加藤盛夫助教の飼料用稲(米)の解説記事が掲載されました。同紙では、紙面一面を使って、飼料用稲(米)の生産と活用に向けた技術について語られています。

最近では、輸入トウモロコシに代えて飼料用稲(米)を家畜の飼料とすることが国策として推し進められています。食用米の需要は年々減少していることから、水田を農地として維持するためには、なんらかの転作作物を栽培しなければなりません。もしも、農地を利用しないと農地は耕作放棄地となります。一度耕作放棄地になってしまうと、再び農地として利用するのには何年もかかることから、食糧の安定供給の不安に発展しかねません。そこで、飼料を輸入穀物のトウモロコシ等から国産穀物の飼料用稲(米)に代えるということが、施策として行われるようになりました。

今回の記事では、飼料用稲(米)の生産に係るメリットや増収に向けた技術、飼料としての利用方法などが詳細に解説されています。また、育苗にかかる労力をカットすることができる直播などの方法や、収穫後の乾燥を立毛乾燥によってコスト軽減が図れることが紹介されています。

「全国農業新聞2021年9月3日号飼料米企画」掲載

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