リワークデイケア農業プログラムによる田植えの実施

 筑波大学附属病院とT-PIRC(つくば機能植物イノベ-ション研究センタ-)農場との連携によるリワークデイケア農業プログラムの一環として、今年(2021年)も6月3日と6月8日に、両日とも晴天の中、T-PIRC農場の水田圃場において手植えによる田植えが行われました。6月3日には同プログラムで5月11日に播種した「うるち種」と「もち種」の苗が、6月8日には農場で保存する多様な品種・系統の苗が植えられました。

 本プログラムは、農作業を利用したリワーク(職場復帰に向けたリハビリテーション)を目的としたデイケアプログラムであり、2013年10月から筑波大学附属病院とT-PIRC農場が連携して実施しています。
 
 本プログラムの受講者は社会復帰率が高いことから、本プログラムの取り組みは医学関係者からも高い評価を得ています。T-PIRC農場では多くの作物栽培を行いながら、本プログラムの参加者に対して、唯一ここでしか出来ない農作業体験の機会を今後も提供していく予定です。

多様なイネを系統ごとに慎重に確認しながら田植えを行うリワークデイケア農業プログラムの参加者
(2021年6月8日撮影、写真の赤い棒はそれぞれ違った系統を植えるための目印)

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