11月11日(月)T-PIRC農場では、生物生産システム学実習として様々な花卉植物の繁殖方法実習を実施しました。本実習では、花卉類の主要な繁殖方法である栄養繁殖と種子繁殖について、実践的な技術の習得を目指しました。
実習では、種子繁殖の例としてガーデンシクラメンの播種を行い、適切な培土の調整方法や播種後の管理について学びました。栄養繁殖の実習では、アマリリスの鱗片挿しを行い、鱗片を利用した挿し穂の取り方や挿し木後の環境管理のポイントを確認しました。また、多肉植物を使い、葉挿しの方法を学びました。用土の配合や挿し穂の調整や挿し木の方法、水管理など、多肉植物特有の栽培管理技術について実践的に学習しました。
これらの実習を通じて、学生たちは様々な花卉類の繁殖技術の基礎を体験的に習得し、植物の生理特性に応じた栽培管理の重要性について理解を深めました。実習で得られた知識と技術は、今後の研究活動や実践的な栽培管理に活用されることが期待されます。