筑波大学T-PIRC農場栽培米「つきあかり」を地域のみなさまへ

筑波大学T-PIRC農場で栽培した米を今年も地域の皆さまにご提供する運びとなりました。今年は省力・低コスト栽培試験の取り組みとして直播栽培で育てた、新品種「つきあかり」を、つくば市内カスミの一部店舗で通じて販売いたします。

◇「つきあかり」について
農研機構中央農業研究センターが「コシヒカリ」より早く収穫できる水稲品種として開発した米で、収量性が高く、炊飯米の外観が良い極良食味品種です。「コシヒカリ」よりも2週間程度早く収穫でき、収穫時期がほぼ同じ「あきたこまち」に比べても10%程度優る多収とされています。 「つきあかり」の炊飯米は、外観、うま味に優れ、食味が良く、「コシヒカリ」と同等以上の評価であることから、中食・外食をはじめとする様々な用途への利用が期待されます。

このお米は、筑波大学T-PIRC農場における実践的な農業研究の一環として栽培されました。収量調査には卒業研究の一環として学生もかかわっています。今回販売されるお米の販売額の一部は大学基金へ寄付され教育研究活動の充実に活用されます。

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