2023年7月19日から7月24日にかけて、JICA筑波及びT-PIRC農場水田等にて「JICA筑波 稲作研修コース フィールドデー」が実施されました。
JICA筑波が実施している「稲作研修(稲作技術向上コース(普及員))」にはアフリカ諸国から17名の研修員が来日して研修に励んでおり、その研修の一部はT-PIRC農場を利用して行われています。研修では1~2名のグループを組み、稲作に関する実験や、帰国後の業務を見据えた農民学校という稲作普及ツールを学んでおり、その内容をフィールドデーで発表し、研修関係者のほかT-PIRC職員も参加しました。
フィールドデーでは、JICA筑波での各グループの実験結果の口頭発表やJICA筑波とT-PIRC農場双方の水田に実際に赴き、水田を前にして各グループの実験内容や農民学校の活動に関する説明が行われました。各研修員はそれぞれの出身国の農業事情を交えて説明を行い、参加者は熱心に耳を傾けていました。
また、それぞれの発表の後には、活発な質疑応答が行われ、参加者の研修への関心の高さがうかがえました。
これから秋の収穫に向けてまだまだ研修は続きます。T-PIRCでは本研修について引き続き情報発信していきます。